2025年7月23日 (水) 20:19
昨日7月22日(火曜日)は二十四節気の「大暑」でした。季節のお便りはこちらからどうぞ→https://okami-letter-24.chichi.co.jp/summer06
前回の「腎の臓」「腎のグループ」のお話の続きです。
腎が弱ると出てくる症状は……
・耳鳴り・耳閉感・難聴・記憶力の低下・根気、気力の低下・易疲労
・扁桃腺の腫れ・腰痛・下半身の冷え・更年期障害・精力の減退
・膀胱炎・卵巣嚢腫・腎結石・尿管結石・二便(大小便)の乱れ
・脱毛・白髪・のぼせ・めまい・骨粗鬆症など多岐にわたります。
塩分の取り過ぎが腎臓を悪くする原因と考えている方が
多いと思いますが、それは塩化ナトリウム99%の化学塩のことです。
ミネラル豊富な天然塩は逆に足りていない場合が多いです。
良質の天然塩を用意して舐めてみる。
やたらとしょっぱいと感じたら現状、塩分は足りている。
それほどしょっぱく感じず、甘く美味しいと感じたら塩分不足と
考えると過不足の判断指標になります。
腎虚の養生法としては……
・腎は冷えに弱いので冷たい飲食を避け、冷房で冷やし過ぎない(特に下半身)
・歩くことを心掛け、下半身を衰えさせない
・黒い食品を食べる(黒米、玄米、黒豆、黒豆茶、黒ゴマ、あずきなど)
・根菜類を食べる(生姜、大蒜、ねぎ、人参、ごぼうなど)
・夏場でも湯船にしっかり浸かって汗をかく 等々です。